「知多」というウイスキーをご存知ですか?
居酒屋など多くの飲食店で知多ハイボールとして出されている銘柄で「風香るハイボール」など心惹かれるフレーズに惹かれて注文したことがある人もいるのではないでしょうか?
名前はよく見るが実際どんなウイスキーなのか、あまり目にすることがない「シングルグレーンウイスキー」 その魅力についてレビュしていきたいと思います.
※本ページはプロモーションが含まれています
知多とは
愛知県の知多半島にあるサントリー知多蒸留所で作られている「シングルグレーンウイスキー」です。 この知多蒸留所はグレーンウイスキー専門の蒸留所で原酒は山崎、白州といった有名どころに送られるそうです。
シングルグレーンウイスキーとは
ウイスキーには「グレーンウイスキー」「モルトウイスキー」という2種類の原酒があります。
「グレーンウイスキー」はトウモロコシなどの穀類を連続蒸留器で蒸留し、樽で熟成させたもので、軽やかな風味が特徴です。
「モルトウイスキー」大麦の麦芽を単式蒸留器で蒸留し、樽で熟成させたもので、個性強い、複雑で豊かな味わいが特徴です。
グレーンウイスキーの特長
– ・トウモロコシなどの穀類が主原料
– ・連続式蒸溜機で蒸溜
– ・樽で熟成8
モルトウイスキーの特長
– ・大麦麦芽が原料
– ・単式蒸溜器で2回蒸溜
– ・樽で熟成
ブレンデッドウイスキーを支える「知多蒸留所」のグレーン原酒
ウイスキー原酒は一樽ごとに異なる個性を持ちます。ブレンデッドウイスキーはブレンダーが繊細な感覚と匠の技を持って、個性的な原酒を重ね合わせて生まれるのです。ブレンドの際にグレーン原酒はモルト原酒の個性を引き立て、より滑らかな口当たりをもたらす特徴があります。そのためグレーン原酒はウイスキー作りになくてはならない原酒なのです。そして知多蒸留所の作るグレーン原酒はは「響」「角瓶」「オールド」といったサントリーの代表的なウイスキーを陰から支えた立役者なのです。
ブレンダー匠の技による心地よさの演出
グレーン原酒は、樽熟成の個性を反映しやすい特徴を持っています。
熟成させることで風味は一層深まり、優しい樽香が生きた豊かな風味が現れます。ブレンダーの匠の技は多彩な原酒の重ね合わせにより繊細な風味を描き軽やかで甘い香味を完成させるのです。
知多オススメの飲み方
知多は不思議なウイスキーで加水することで、そのポテンシャルを引き出します。私のオススメは断然「ハイボール」です。
もう何と言ってもこれが美味しいです。 ウイスキーの癖がかなり抑えられ、ハイボールにしたとで知多の軽やかな味が、炭酸が弾ける度に優しい香りが広がり、実の爽快感のあるすっきりとした一杯になります。
そしてハイボールでも更にワンポイントを加えることで知多は開花します。
・梅
・すだち
・生姜
・山椒
・桜のシロップ漬け
これらを加えることでまた違った味が楽しめます。
特に春に桜を加えることで桜の甘い香りとほのかな塩味が知多ハイボールの味を引き締めると共に見た目も華やかになり、見て味わって2度の楽しみを持たらしてくれます。
皆様も、自分流のアレンジを加え知多を楽しんでみてはいかがですか?
まとめ
今回はサントリー シングルグレーンウイスキー 「知多」のレビューでした。
シングルグレーンという珍しい種類で、シングルモルト/ブレンデッドと比べると軽すぎるかもしれませんが、軽やかマイルドで飲みやすいためウイスキー初心者でも美味しいく飲みめる仕上がりのウイスキーだと感じました。ハイボールで爽快感を楽しんでみてはいかがでしょうか?
知多 参考価格 4000円前後
コメント